Intelの次世代Thunderbolt、転送速度は倍に コネクタは新規形状に

2014年4月24日 11:53

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 「Thunderbolt 2」インターフェイス対応機器が出始めたばかりだが、その次世代バージョン(Thunderbolt 3?)についての情報が出てきている(Ars Technicaslashdot)。

 次世代版の良いニュースとしては、転送速度が現在の20Gbpsから2倍の40Gbpsに増強されること。これは4K2K解像度のディスプレイに対応するための機能強化だとされている。またPCI Express 3.0をサポートし、消費電力は2分の1に減少するとされている。悪いニュースとしては、コネクタが全く新しいものになるという。現在のコネクタよりも短い3mmサイズで、また周辺機器に対し100Wまでの給電が可能になるするようだ。旧来のThunderbolt周辺機器を使用する場合は、変換アダプタが必要になる模様。

 次世代のThunderboltコントローラはDisplayPort 1.2だけでなく、USB 3.0やHDMI 2.0といったさまざまなプロトコルと互換性があるとされている。Intelは次世代Thunderboltのために2種類のコントローラを用意するとみられている。一つは2本のPCI Expressレーンを使用する「LP」と呼ばれているもので、ポート数を一つにした低消費電力版だと推測されている。もう一つは4本のPCI Expressレーンを使用するハイエンドデバイス向けで2個のThunderboltポートが使用できる模様。

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