自分のキャリアを追求するために卵子を冷凍保存した女性

2014年4月23日 11:46

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 「子供のいない女性の人生の分岐点は35歳」などという説があるそうだが、米マンハッタンの産婦人科医であるSuzanne LaJoie氏が、「卵母細胞の凍結保存処理」を行っていたことがslashdotで取り上げられている(元ネタのBloomberg記事)。

 彼女は高い収入を得ていたが、子供が居ないことに対する周囲からの圧力から逃れるため、37歳になった2007年、一般には卵子の冷凍保存として知られている卵母細胞の凍結保存処理を行ったという。

 その後彼女は39歳のときに初めての子供を自然分娩で産んだ。そして数年後、凍結した卵母細胞を解凍処理を行い、それを使って二人目の子供を生むことに成功したという。こうした凍結技術は若い女性により多くの時間と可能性を与えるかもしれない。

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