「粉末アルコール」、米国で商品化に向け一歩前進

2014年4月22日 12:45

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 水などに混ぜるだけで簡単にアルコールを造れる「粉末アルコール」が、米財務省傘下のTTB(Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau)の認可を受けたという。食品や薬物などの規制を行う米FDA(食品医薬品局)ではなく、TTBの認可を受けたというのは酒税絡みの話のようだ(GIGAZINEThe Verge)。

 この粉末アルコールは「Palcohol」(Powdered Alcoholの略)と名付けられており、商品化に向けて開発が進んでいるという。マルガリータやレモンなどいくつかの味付きPalcohlが検討されているそうで、TBBの認可を受けたことで粉末状のアルコールも酒の一種として認められ、めでたく酒税の対象になるという話のようだ。とはいえ、実際に粉末アルコールを販売するためにはまだいくつかのハードルがあるという。

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