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生楽器を演奏するロボットバンド
あるAnonymous Coward 曰く、 生楽器を演奏するロボットによるバンド「Z-Machines」がアルバムをリリースしたそうだ(WIRED)。
「バンドメンバー」はギターを演奏する「MACH」、ドラムを演奏する「ASHURA」、キーボードを演奏する「COSMO」(ナタリーの開発者インタビュー記事)。このバンドはアルコール飲料のPR企画として開発されたものだが、スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソン氏など著名ミュージシャンが楽曲を提供、実際に楽器を演奏させてレコーディングを行ったそうだ。
「ロボット」と名付けられ、演奏する楽器は人間が演奏するものとほぼ同じではあるが、各ロボットの演奏方法は人間のものとはやや異なり、たとえばギターロボットではギターのそれぞれの弦ごとに弦を弾くためのピックが備えられており、また空気圧で動作すると思われる指の数も人間のものより多い。また、ドラムロボットでは胴体から生える多数の腕に加え、シンバルやドラムには専用の打撃装置的なものが搭載されている。どちらかというとロボットというより生楽器演奏装置というほうが正確かもしれない。
この「人間離れ」した機構により人間が演奏できないような演奏が可能で、楽曲では超高速な「早弾き」や難解なフレーズが披露されている。
動画の4:40あたりから実際にロボットが演奏している様子が見られるが、打ち込みのドラムンベースのような演奏が実際に生楽器から発せられる様子は非常に不思議だ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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