MSIが「殻割り」したCPUをそのまま装着できるマザーボードを開発

2014年4月17日 14:57

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 MSIがヒートスプレッダ部分を取り外してコアがむき出しになった状態のCPUを取り付けられるマザーボードを開発しているそうだ(PC Watch)。

 これは「Delid Die Guard」と呼ばれ、ヒートスプレッダを装着しない状態で直接ヒートシンクをダイに押しつけるというシステム。CPUのヒートスプレッダ部分を取り外すことは「殻割り」と呼ばれ、以前Intelの一部CPUでコアとヒートスプレッダとの間に塗られていたグリスの品質が悪いという話があり、グリスを交換するための殻割りが一部でブームになっていた。

 これを採用したマザーボードはまだ発表されておらず、「次世代マザーボードの機能の一部」とのことなので実際には登場しないかもしれないが、もし発売されたら熱狂的マニアにウケる製品になりそうなのは確かだ。PCショップで殻割りサービスが提供される日も近いかもしれない。

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