オープンソースの音声制御プラットフォーム「Jasper」

2014年4月15日 14:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Raspberry Piを使った音声認識デバイスを制作する「Jasper」というプロジェクトが公開された。Jasperでは音声による操作でインターネットから情報を取得したり、SNSへの投稿を行ったり、家庭内のデバイスの操作を行う、といったことを目指すそうで、Raspberry Piベースの専用ハードとしてシステムを構築することで、「常に音声認識が有効になっている」環境を構築できるのが特徴(slashdot)。

 プリンストン大学の学部生Charlie MarshとShubhro Sahaが開発したもの。オープンソースのハードウェアおよびソフトウェアで構築されている(ソフトウェアガイド)。

 たとえばデバイスに対し「What's the time?」と問いかけると時間を音声で答える、といったことが可能という。これら機能はモジュールで実装されており、デフォルトで実装されているモジュールでは天気やニュース、Gmailの新着メール、Facebookの通知などの問い合わせと回答が可能だそうだ。さらに、音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」を音声で操作することもできるようだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | オープンソースセクション | オープンソース | テクノロジー | ソフトウェア

 関連ストーリー:
「Kinect」の中核部分を作ったPrimeSense、Appleに買収される 2013年11月27日
運転中のSiri利用は危険なのか 2013年05月02日
三菱電機、声で動かすエレベーターを発売 2012年05月16日
Siriのライバル「Evi」が登場 2012年01月31日
音声認識で家電を操作できる自作の「未来なお部屋」 2012年01月06日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事