フランス、労働協約で勤務時間外のメールや電話による労働者への連絡を禁止

2014年4月12日 14:27

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記事提供元:スラド

taraiok のタレこみより。フランスで、企業が勤務時間外に電話やメール、テキストメッセージなどで労働者に連絡することを禁ずる条項が労働協約に追加されたそうだ(The Guardianの記事Les Echosのフランス語記事The Independentの記事本家/.)。

フランスでは1999年に週35時間労働が導入されたが、スマートフォンの普及により勤務時間外に職場から連絡が入ることが増えているという。そのため、労働組合では実質的な労働時間の延長とみており、交渉を重ねていたそうだ。今回の変更の対象となるのはエンジニアリング関連およびコンサルタント関連企業の従業員約25万人。これにより、企業側は勤務時間外に連絡することが認められないだけでなく、業務関連の資料に目を通すように促すといったことも認められなくなり、労働者がプレッシャーを感じることなく仕事を忘れてリラックスできるように努めることが求められる。このような状況下でもフランスの生産性レベルは英国やドイツよりも高く、生活の質への満足度もOECD加盟国平均を上回っているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | ビジネス | 通信 | EU

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