関連記事
フランス、労働協約で勤務時間外のメールや電話による労働者への連絡を禁止
taraiok のタレこみより。フランスで、企業が勤務時間外に電話やメール、テキストメッセージなどで労働者に連絡することを禁ずる条項が労働協約に追加されたそうだ(The Guardianの記事、Les Echosのフランス語記事、The Independentの記事、本家/.)。
フランスでは1999年に週35時間労働が導入されたが、スマートフォンの普及により勤務時間外に職場から連絡が入ることが増えているという。そのため、労働組合では実質的な労働時間の延長とみており、交渉を重ねていたそうだ。今回の変更の対象となるのはエンジニアリング関連およびコンサルタント関連企業の従業員約25万人。これにより、企業側は勤務時間外に連絡することが認められないだけでなく、業務関連の資料に目を通すように促すといったことも認められなくなり、労働者がプレッシャーを感じることなく仕事を忘れてリラックスできるように努めることが求められる。このような状況下でもフランスの生産性レベルは英国やドイツよりも高く、生活の質への満足度もOECD加盟国平均を上回っているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | モバイルセクション | モバイル | ビジネス | 通信 | EU
関連ストーリー:
スペインの「シエスタ」が無くなるかもしれない 2013年10月29日
残業代未払い求めるのは「裏切り」? 2013年06月05日
英国のIT管理者は73%がストレスのために退職を考えているという調査結果 2013年03月30日
モバイル勤務者の労働時間は長い 2012年05月26日
プログラマーは意外とよく眠っている?米調査 2012年03月04日
ブラジルでは勤務時間外のメール業務も時間外手当対象になる 2012年01月17日
米国人も有給を取りづらい 2012年01月13日
独フォルクスワーゲン、勤務時間外の従業員へのメール送信を停止 2011年12月26日
私物スマートフォンやPCの業務利用を許可する企業が増えている? 2011年09月07日
トヨタの伊地知専務曰く「若い人たちに時間を気にしないで働いてもらう制度が必要」 2011年08月05日
IT労働者を対象にした個人加盟労組が結成される 2010年07月09日
時間外労働、どこまでが許容範囲 ? 2009年08月14日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク