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アフリカン・アメリカン・ミュージックの博物館をナッシュビルに建設
米国ナッシュビルに予定されている“ナショナル・ミュージアム・オブ・アフリカン・アメリカン・ミュージック”(アフリカ系アメリカ人の音楽博物館)の建設が、早くも来年に開始される模様だ。
プロジェクト・リーダーが地元のテネシアン紙に語ったところによると、同建設は都市部の旧ナッシュビル・コンベンション・センター跡地の再開発の一環として行われるとのこと。アフリカ系アメリカ人の文化を称える博物館の建設プロジェクトは、ナッシュビル商工会議所が調査をするため特別委員会を設置した2000年に始動した。
当初、同プロジェクトは4,300万ドル(約44億円)以上の資金調達をする目標だったものの、同市がコンベンション・センターを提供したことで目標額は下げられた。また、2006年に市は1,000万ドル(約10億円)をプロジェクトに投じ、カール・ディーン市長は市の関与はまだ続いているとし、「このようなタイプの博物館には強い関心と要望が寄せられていますし、予定地は当市のダウンタウンでも活気のある地区にあります」と述べている。
カントリー・ミュージックで有名とされるナッシュビルだが、音楽産業の本拠地“ミュージック・ロウ”の元祖はジェファーソン・ストリートで、1970年代まではリトル・リチャードやジミ・ヘンドリックスがキャリアを築き、地元のレジェンドであるフランク・ハワード、ジミー・チャーチ、マリオン・ジェイムズが生計を立てたライブ・ミュージック会場をつなぐ活気に満ちたストリートだった。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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