丸紅、宮城県岩沼市に東北最大級28.3MWのメガソーラーを建設

2014年4月10日 12:25

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 丸紅は10日、宮城県岩沼市で発電出力28.3MW(メガワット)の太陽光発電所「いわぬめ臨空メガソーラー」を建設し、発電事業を行なうと発表した。月内に建設工事に着工し、2015年4月に商業運転を開始する予定。

 同社によると、年間予想発電量は、一般家庭約8,000世帯分の年間消費電力量に相当する約2,900万kWhで、東北地方で最大級の太陽光発電所になるという。発電した電力は、工事完了後20年間売電する。

 今回の発電所事業の立地は、東日本大震災の津波で被災し、塩害と地盤地下で農地利用が困難になっていたことから、岩沼市が2012年6月にメガソーラー事業の提案を公募し、丸紅が事業者として選定された。

 丸紅は、今回の事業のほかに、大分県で82MW、三重県・愛知県で49MWのメガソーラー案件を開発中。同社は、今後も再生可能エネルギー利用の普及に積極的に取り組んでいくとしている。

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