東芝、従来よりも小型・低騒音化させた家庭用蓄電システム「eneGoon」2機種を発売

2014年4月8日 16:07

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東芝と東芝ライテックが発売する定置型家庭用蓄電システム「eneGoon」の新型機

東芝と東芝ライテックが発売する定置型家庭用蓄電システム「eneGoon」の新型機[写真拡大]

 東芝と東芝ライテックは7日、定置型家庭用蓄電システム「eneGoon」の新型2機種を発売すると発表した。今月に蓄電容量6.6kWhのモデルを発売し、6月に蓄電容量4.4kWhのモデルを発売する予定。

 「eneGoon」は、10,000回の充放電後でも約90%の容量を維持するリチウムイオン二次電池を搭載している。また、充電しながら電気製品を同時に使用したり、停電時に冷蔵庫や照明などを約12時間(6.6kWhモデルの場合)使用したりすることができる。また、太陽光発電連携時の「押し上げ効果」の有無も選択できる。

 今回発売される機種は、従来品より小型化、軽量化させた。また、運転時の騒音を約20%以上軽減し、約45dBから約35dB以下にした。6.6kWhのモデルが幅780mm×高さ1000mm×奥行300mmで、質量は138kg。4.4kWhのモデルが幅780 mm×高さ850mm×奥行300mmで、質量は120kg。

 4つの「おまかせ」運転モードでは、電気代の安い時に蓄電する「経済おまかせ」モード、余った太陽光発電からの電力を活用する「環境おまかせ」モード、深夜電力を活用する「ピーク抑制」モード、蓄電残量を多めにする「停電準備」モードを選択できる。また、2つの「おこのみ」運転モードでは、2つのタイマーを自由に設定できる「自由おこのみ」モード、きめ細かい設定ができる「経済おこのみ」モードを選択できる。

 コントローラーには通信用アダプタが搭載され、東芝グループのホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)に接続し、スマートフォンで運転状態などを確認できるという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

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