米国でサイドミラーを小型カメラに置き換える動き、空気抵抗の削減のため

2014年4月7日 13:38

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記事提供元:スラド

danceman 曰く、 米国では先月末、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が、自動車メーカーに2018年5月より全ての新車にリアビューカメラの搭載を義務づける通達を出したことが報じられたが、今度は自動車メーカー側がNHTSAに対して、2018年よりサイドミラーの代わりに、車内ディスプレイにデジタル映像を映し出す小型カメラを取り付けるための許可申請を行ったとのこと(Motor Authorityslashdot)。

 サイドミラーは現在米連邦自動車安全基準で装備が義務づけられている。だがサイドミラーがあることで、空気抵抗によって燃費が悪くなってしまうという。また、特に高速度での走行中に、風騒音を生む原因にもなってしまうという。すでにTesla社のプロトタイプであるModel Xでも見られるが、サイドミラーを小型カメラに置き換えることで燃費が向上するそうだ。

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