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英自治体、サポートの切れるWindowsパソコンからChromebookに移行する計画
Windows XPのサポート終了を前に、英国のバーキング・アンド・ダゲナム・ロンドン特別区では、行政機関の施設で使用するWindows XPパソコンをChromebookとChromeboxに移行するプロジェクトを開始したそうだ(V3.co.ukの記事、本家/.)。
現在、バーキング・アンド・ダゲナムの行政機関で使用しているWindows XPパソコンはデスクトップ型が3,500台、ノート型が800台。これらのパソコンを2,000台のChromebookと300台のChromeboxに置き換える計画だという。バーキング・アンド・ダゲナムではすでに約350台を職員に割り当てており、残りも6月初めまでに移行を完了する予定とのこと。担当者によるとChromeデバイスの購入費用は1台当たりおよそ200ポンド。Windowsパソコンを購入する場合はノート型で1台当たり500ポンドから600ポンド、デスクトップ型で1台当たり340ポンドから350ポンドかかるという。ハードウェアのコストだけでなくサポートコストや消費電力も減少するため、合計でおよそ40万ポンドの節約になるそうだ。当面Officeアプリケーションなどの実行にはCitrixの仮想デスクトップ環境を使用するが、Citrixがサポートしない専門的なソフトウェアを使用する職員のため、デスクトップ型のWindowsパソコン600台の購入も予定しているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | Google | IT | Chrome | 英国 | ハードウェア | Windows | 政府
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