オリックス、日立物流の倉庫屋根を活用した2MWのメガソーラーを運転開始

2014年4月3日 19:24

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首都圏東物流センターの屋根に設置した太陽光発電パネル(オリックスの発表資料より)

首都圏東物流センターの屋根に設置した太陽光発電パネル(オリックスの発表資料より)[写真拡大]

  • 北柏物流センターの屋根に設置した太陽光発電パネル(オリックスの発表資料より)

 オリックスは3日、日立物流が保有する物流倉庫2カ所の屋根を活用して建設を進めていた合計最大出力2.0MW(メガワット)の太陽光発電所の運転を開始したと発表した。

 今回の発電所は、日立物流の首都圏東物流センターの屋根に7,685枚、北柏物流センターの屋根に4,290枚の太陽光パネルを設置したもの。年間予想発電量は、一般家庭555世帯分の年間消費電力に相当する合計200万330kWhで、発電した電力は東京電力へ売電する。

 日立物流が保有する物流倉庫の強固で広い平屋根が太陽光発電事業に適していたことと、再生可能エネルギーの普及促進に繋がる環境に配慮した取り組みという観点から、今回の取り組みに参加したという。

 オリックスは、2013年3月期から3年間で、土地を活用するメガソーラー事業で合計最大出力300MWの発電所の開発と、屋根設置型太陽光発電事業で合計最大出力100MWの設置を目指している。

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