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『アナと雪の女王』サントラが一週間で全米売上20万枚、新作ラッシュも太刀打ちできず
日本でもV2を達成した映画『アナと雪の女王』のサントラ盤が累計7週目の首位を獲得した4月5日アルバムチャート。
今年に入ってからのアルバムチャートは、まさにこの『アナと雪の女王』の一人勝ちといってもいい。年末年始から、映画と並行して本作が売れ続け、2月に一旦落ち着きをみせたものの、2月末から3月上旬にはアカデミー賞で2冠を達成したことで、さらにセールスを伸ばし、今週はなんと20万枚を超えるセールスを獲得し、断トツの首位獲得となった。同時に、本作収録のテーマソングである「レット・イット・ゴー」も、HOT100チャートで5位まで上昇した。
アナと雪の女王の勢いに勝ることは出来なかったが、今週はアルバムのリリース・ラッシュで、2位から5位、8位と10位にTOP10内6作が初登場作品。まず2位には西海岸の新生ラッパー、YGのデビュー作が61,000枚を獲得して初登場。スヌープ・ドッグも大絶賛の24歳で、昨年、本作からの先行シングル「マイ・ニガ」がHOT100チャートでは19位、R&B5位、ラップチャートではいきなりTOP3入りするという快挙をみせ、注目を集めたことが本作の大ブレイクにつながったようだ。アルバムには、ティーフライやケンドリック・ラマーら西海岸勢が参加している。
3位に登場したフォスター・ザ・ピープルは、LA出身のポップ・トリオ・バンド。本作『スーパーモデル』は2011年にリリースしたデビュー作から、約3年を経ての2ndアルバムで、前作の8位から一気に飛躍し、初のTOP3入りを果たした。日本の音楽誌でも特集を組まれるなど話題をよんでいて、今年のフジロックフェスティバル'14に出演することが、はやくも確定した。4位には、エリー・ゴールディングやドアーズなどのミックスも手掛けたDJ、スクリレックスの実質上のデビュー作『リセス』が初登場。続いて5位には、プリティー・レックレスの2ndアルバム『ゴーイング・トゥ・ヘル』がデビュー。人気TVドラマ『ゴシップガール』のジェニー・ハンフリー役で知られるテイラー・モムセンがヴォーカルを務めるロックバンドで、12月に配信した先行シングル、「ゴーイング・トゥ・ヘル」そして、エアプレイ・チャートで首位を獲得した「ヘヴン・ノウズ 」含む話題の新作だ。
まもなくデビュー20周年を迎える、エンリケ・イグレシアスの9枚目のスタジオ・アルバム『セックス・アンド・ラヴ』は8位に、オルタナティブ・ロックバンドのテイキング・バック・サンデイ新作『ハピネス・イズ』は10位に初登場したほか、TOP10以下でも13位にレンド・コレクティヴ、16位にデーモンハンター、17位にケヴィン・ゲイツと新作が揃い、TOP50以内16作が初登場作品となった。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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