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「痛いふり」をしている人間を見分けるコンピュータシステム
記事提供元:スラド
danceman 曰く、 カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、人間の表情を認識するコンピュータシステムを使い、「痛がっているふり」をしている人を見分けるという実験を行った(Reuters、slashdot)。
実験ではボランティア25人にぬるい水の入ったバケツに腕を入れさせて痛がっているふりをさせ、次に冷水の入ったバケツに腕を入れさせてビデオ撮影を行った。冷水の時には表情に関する指示は一切行っていない。これを170人の被験者に見せて本当に痛がっているかどうかを見分けさせたところその正解率は50%だったそうだ。いっぽう、コンピュータによる判断の正解率は85%だったとのこと。
こうしたシステムは、病気や怪我を偽っている人を見抜くことで医療詐欺を防ぐことができるだけでなく、障害によってうまく話ができない人の感情を理解するのに役立つだろうという。また、法の執行や求職者のふるい分けにも利用できるという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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