改ざんした複数のWebサイトを連携させて広告ページにリダイレクトする攻撃が急増

2014年3月22日 16:01

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記事提供元:スラド

Ciscoによると、複数の正規Webサイトに侵入して悪意あるコードを追加し、これらを連携させて閲覧者を広告ページにリダイレクトする攻撃が急増しているそうだ(Cisco Blogsの記事本家/.)。

攻撃者は正規のWebサイトに侵入して複数のJavaScriptファイルを追加し、これらのJavaScriptファイル読み込ませるコードをWebページに挿入。Webページを閲覧すると、攻撃者が侵入した別のWebサイトに置かれているJavaScriptが実行され、複数の広告ページが読み込まれて攻撃者が利益を得るという仕組みになっているそうだ。また、この際に閲覧者のパソコンがマルウェアに感染する可能性もあるとのこと。攻撃は17日~18日(太平洋標準時)に急増しており、影響を受けるホストは1日に400近く増加。多くは復旧済みだが、20日の段階でも攻撃に使用されているURLは2,700件以上で、特に米国とドイツが多いようだ。

なお、Ciscoでは当初、古いバージョンのLinuxカーネルを使用するWebサイトがターゲットとしていたが、未確認情報であるとして後に訂正している。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | セキュリティ | 広告 | インターネット

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