アシスト、大量のPOSデータを分析する経営分析システム「kintone Connector for QlikView」を開発 JINSが採用

2014年3月19日 23:43

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 アシストは19日、サイボウズが提供する業務アプリケーション構築クラウド「kintone」と、クリックテック・ジャパンが開発する連想型インメモリ分析プラットフォーム「QlikView」を連携させた「kintone Connector for QlikView」を開発し、この連携ソリューションが、ジェイアイエヌ(JINS)に、店舗経営システムとして採用されたと発表した。

 「QlikView」は、大量データを簡単な操作で自由に分析できるインメモリBIツール。今回の事例では、「QlikView」にあるPOSなどの大量データと、現場情報をデータベース化した「kintone」が連携することにより、各店舗のデータをより緻密にし、店舗経営における意思決定をより正確に行えることを可能にした。

 JINSは、「JINS(ジンズ)」ブランドで、軽量メガネ「Air frame」や、パソコン用メガネ「JINS PC」などを開発・販売している。すでに、店舗の売上分析やECサイトの分析に「QlikView」を利用しているが、今回、現場の情報を収集する仕組みとして「kintone」を採用し、「kintone」に蓄積されたクラウド上のデータを「kintone Connector for QlikView」で「QlikView」に取り込み、オンプレミスのデータと連携して分析を行なう。

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