【編集長の視点】エンビプロHDは2Q大幅増益業績を見直し超割安修正で最安値水準から反発

2014年3月19日 10:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

 エンビプロ・ホールディングス<5698>(東2)は、6円高の598円と9営業日ぶりに反発し、今年2月4日につけた上場来安値586円に並ぶ安値水準から底上げしている。今年2月13日に発表した今6月期第2四半期(2Q)累計業績の大幅増益着地を見直し、昨年9月の新規株式公開(IPO)時の公開価格700円を下回っているのは下げ過ぎとして、下値には超割安修正期待の買い物が再燃している。

■鉄スクラップ価格が堅調に推移し固形燃料の製造も強化

 2Q累計業績は、売り上げ170億7100万円(前年同期比11%増)、営業利益3億2600万円(同2.4倍)、経常利益4億1800万円(同5.7倍)、純利益2億7100万円(同3%増)と大きく伸びた。鉄スクラップ価格が、期首の1トン=3万1000円から2Q期末に同3万8500円と上昇するなど堅調に推移し、限界利益が、古紙と廃プラを混ぜる固形燃料の製造強化や大型解体物件の受注、集荷営業の強化で24億5100万円(同25%増)と続伸して固定費の増加を吸収し、持分法による投資利益の増加も加わったことが要因となった。

 6月通期業績はIPO時の予想を据え置き、売り上げ397億3000万円(前期比4%増)、経常利益8億9200万円(同横ばい)、純利益5億9400万円(同31%減)と見込んでいる。純利益は、前期計上の不動産売却益が一巡するため減益転換するが、通期限界利益は、50億5100万円(同8%増)と増益を維持する。

■PERは6倍台、PBRは0.5倍と下げ過ぎを示唆

 株価は、公開価格700円でIPOされ1040円で初値をつけ上場来高値1128円まで買い進まれ、IPO人気の一巡と全般波乱相場の波及で公開価格を前にした700円台固めを続け、2Q累計業績が大幅増益となったものの、6月通期業績対比の利益進捗率が低水準にとどまったことから最安値まで下値を探った。PERは6倍台、PBRは0.5倍と下げ過ぎを示唆しており、大幅リバウンド展開が有力視される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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