三菱自動車、首都高PAのEV充電器設置を拡大

2014年3月5日 18:55

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増設する急速充電器のイメージ

増設する急速充電器のイメージ[写真拡大]

  • 首都高速道路の急速充電器設置位置図

 三菱自動車は5日、首都高速道路で実証調査用に設置してきた電気自動車(EV)向け急速充電器の設置エリアを4月から拡大すると発表した。

 実証調査は、都市高速における会員制急速充電サービスモデルを検証するもので、同社が首都高速道路、充電網整備推進機構と共同で2013年4月から開始した。現在は首都高速道路内4箇所のパーキングエリア(平和島(上り)、八潮、市川、大黒)で調査を行っている。

 今回の増設では、東名高速道路・中央自動車道など、都市間高速道路と接続している路線のパーキングエリア4箇所(川口、志村、代々木、用賀)に急速充電器を設置し、データの収集をさらに進める。

 急速充電器の利用料金は、充電網整備推進機構が発行する「チャデモチャージカード」(個人:¥1,050/月 法人:¥3,150/月)を使用するか、都度(1分あたり40円)支払うか選択できる。調査では、急速充電器の運用費用を回収するスキームについても検証を行うという。

 三菱自動車は、今後も様々な事業者と連携し、EV/PHEVの普及に向けた諸施策を推進するとしている。

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