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ファレル「ハッピー」がソロ作として初の全米No.1シングルに
3月2日(日本時間3日)に開催される第86回アカデミー賞において映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』で歌曲賞にノミネートされているファレルの「ハッピー」。その効果を受けてかデジタル・セールス、エアプレイ、ストリーミング回数ともに上昇し、トータル・バランスの良い首位獲得となった。
また、同アカデミー賞中でのパフォーマンスも予定されていて、さらに注目が集まることはもちろん、翌日3日には、この「ハッピー」も収録された8年ぶりのニュー・アルバム『GIRL』もリリース。次週、翌々週はさらにポイントを伸ばすことが予想されることから、3週のNo.1は堅いとされる。
一方のケイティ・ぺリーは、5週目の首位ならず。とはいえ、“ケイティ・パトラ”が大きな話題を呼んでいる「ダーク・ホース」のミュージック・ビデオの公開により、ランクダウンはしたものの、ポイントは先週よりも伸ばしている。「ロアー」(今週21位)に続き、この「ダーク・ホース」の大ヒットを受け、両曲収録のアルバム『プリズム』も、年末からTOP10内をマークし続けている。
今週、新たにTOP10入りを果たしたのが、先週の11位から一気に4位までジャンプ・アップしたジョン・レジェンドの「オール・オブ・ミー」。すでにこの曲で自己最高位を更新していたが、今週のランクアップで、シングルでは自己初のTOP10入りを果たした。大ヒット曲「オーディナリー・ピープル」に通ずるピアノ1本の弾き語りで、曲のイメージを表現したモノクロの美しいビデオは、公式サイトで4000万回再生を突破している。
首位を獲得したファレルとともに、アカデミー賞授賞式でパフォーマンスが決定しているイディナ・メンゼルの「レット・イット・ゴー」は、18位に停滞しつつも、ポイントは上昇中。今週のアルバム・チャートで、再び返り咲きのNo.1を獲得した、『アナと雪の女王』からアカデミー賞での歌曲賞ノミネート、パフォーマンス効果により、TOP10入りが期待できそうだ。
「チーム」が7位まで上昇中、昨年最も成功したニュー・シンガー、ロードの「グローリー・アンド・ゴーン」が88位に初登場一番人気曲としてデビュー。デビュー・アルバム『ピュア・ヒロイン』からのニュー・シングルとしてカットされ、「ロイヤルズ」、「チーム」に続き、TOP10入りを果たすか、今後のチャート・アクションに注目が集まる。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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