27日の香港市場概況:大幅続伸、上海株高などが支援材料となり1カ月ぶりの高値

2014年2月27日 17:31

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記事提供元:フィスコ


*17:32JST 27日の香港市場概況:大幅続伸、上海株高などが支援材料となり1カ月ぶりの高値

27日の香港市場では主要指数のハンセン指数が大幅続伸となり、前日比390.74ポイント高(+1.74%)の22828.18で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同151.74ポイント高(+1.55%)の9957.77、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同52.45ポイント高(+1.25%)の4248.70だった。

ハンセン指数は朝方こそ小安くなる場面もあったものの、その後は上値を追う展開となった。堅調な米住宅関連指標を受けた前日の米国株高が支援材料。また、これまでに発表された大型株の決算が総じて好調だったことから、企業業績への期待感が相場を支えた。加えて、この日の上海株が上昇したことも買い安心感につながった。指数は終値で1月22日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面高。値下がりは中国海外発展(00688/HK)のみにとどまった。値上がり銘柄では、中国石油化工(00386/HK)が5.27%続伸。中国政府がガソリンの基準価格を大幅に引き上げたことや業界改革期待が支援材料。ゴールドマン・サックスが強い買いを推奨したことも材料視された。

このほか、テンセント(00700/HK)が連日で上場来高値を更新。外資系証券各社による強気の評価が引き続き買い手掛かりとなった。一方、石炭株の中国神華能源(01088/HK)と中国中煤能源(01898/HK)は伸び悩んだ。中国の習近平国家主席は北京市内を視察した際、微小粒子状物質「PM2.5」の抑制に向け、石炭の消費を減らす必要があるとの認識を示した。

その他の個別銘柄では、澳門博彩(00880/HK)が2.05%高。堅調な決算と特別配当の実施を発表したことが好感された。また、保利協キン能源(03800/HK)が6.62%上げるなど、太陽電池関連が高い。太陽光発電の拡大に向け、国の助成金とは別に、各地方政府が独自に補助金を支給していると報じられた。《KO》

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