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なぜシリコンバレーでは高い給料が批判されないのか
記事提供元:スラド
eggy 曰く、 JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン会長は、2013年に2千万ドルの報酬を貰い「貰い過ぎ」との批判を浴びた。いっぽうでGoogleのエリック・シュミットCEOは先月、報酬として1億ドルの制限株式に加え、現金600万ドルを受け取っている。2012年のS&P500企業の取締役が受け取った平均的な報酬は25万1千ドルであることからも、シュミット氏が法外な報酬を受け取っていることが分かる。
ウォール街で高給を稼ぐと厳しい批判に晒されてしまうが、シリコンバレーで高額な給与を受け取っても厳しい批判が集中することはない。これについて、金融とテクノロジ界の間には「ダブルスタンダード」が存在すると指摘されている(Dealbook、slashdot)。
ウォール街の高給取りは批判されるのにシリコンバレーの高給取りが批判を免れることができるのは、シリコンバレーのリーダー達が「作り手」と見られるのに対し、ウォール街のリーダー達は「奪う人」と見られてしまっているからだという。また、テクノロジ系スタートアップ企業を生み出す資金は金融界から融通されているという事実が見落とされていることもあるという。
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