後場に注目すべき3つのポイント~LINE関連や省エネ関連に短期資金が向かう

2014年2月25日 12:17

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記事提供元:フィスコ


*12:17JST 後場に注目すべき3つのポイント~LINE関連や省エネ関連に短期資金が向かう

25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・ソフトバンクが3月相場への期待を高める
・ドル・円は102円49銭付近、東京株式市場の強含みで下げ渋る展開
・短期資金物色のため急伸銘柄は資金の逃げ足の速さに注意、引き続き値動きの軽い銘柄での値幅取りに

■ソフトバンクが3月相場への期待を高める

日経平均は反発。199.85円高の15037.53円(出来高概算10億1000万株)と、1月31日以来の15000円を回復して前場の取引を終えている。24日の米国市場では、G20財務相・中銀総裁会議でGDP成長率を2%以上引き上げる協調行動の公約が採択されたことを好感し、NYダウは100ドル超の上昇となるなか、この流れを引き継ぐ格好からのスタートとなった。15000円回復で目先的な達成感もあってこう着感が強まる局面もみられたが、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が急動意をみせるなか、15000円固めの展開をみせている。

セクターでは情報通信、石油石炭、ガラス土石、その他製品、サービス、機械、陸運、銀行などが堅調。一方、小幅ではあるが空運、水産農林が下げている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1300を超え、全体の7割を占めている。

ソフトバンク<9984>が急動意をみせ、日経平均をけん引している。韓国の検索サイト最大手ネイバーの日本子会社であるLINEの株式取得を目指していると一部報じられたことが手掛かり材料。これを受けて、アドウェイズ<2489>などLINE関連物色への波及につながっており、市場のムードを明るくさせている。

ソフトバンクについては買収金額などへの警戒感が高まる可能性があるものの、25日線突破といったテクニカル妙味から、引き続き資金が向かいやすいだろう。また、アドウェイズのほか、グループのガンホー<3765>などへの思惑も高まりやすく、関連銘柄への波及が強まりそうである。日経平均は15000円固めの動きをみせており、大引けで15000円キープとなれば、明日からの実質3月相場への期待にもつながりそうだ。

■ドル・円は102円49銭付近、東京株式市場の強含みで下げ渋る展開

ドル・円は102円49銭付近で推移。ドル・円は、東京株式市場が強含みに推移していることで下げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.3730ドルから1.3737ドルで推移。ウクライナ情勢が不透明なため、動意に乏しい展開。ユーロ・円は、140円72銭から140円89銭で推移。

12時15分時点のドル・円は102円49銭、ユーロ・円は140円79銭、ポンド・円は170円83銭、豪ドル・円は92円44銭付近で推移。上海総合指数は、2072.31(前日比-0.21%)で推移している。

■後場のチェック銘柄

・LINEの株式取得を目指すとの報道でソフトバンク<9984>が強含む
・アドウェイズ<2489>などLINE関連、エナリス<6079>の上方修正で省エネ関連に資金
・短期資金物色のため急伸銘柄は資金の逃げ足の速さに注意、引き続き値動きの軽い銘柄での値幅取りに

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

12:45 40年国債入札の結果発表
16:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

16:00 独・10-12月期国内総生産(GDP)改定値(前年比予想:+1.3%、速報値:+1.3%)《KO》

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