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【木村隆のマーケット&銘柄観察】M&Aキャピタルパートナーズは成約実績を着実に積み重ねる
M&Aキャピタルパートナー<6080>(東マ)が浮上態勢に移行しそうだ。同社は、国内の中堅・中小企業マーケットを中心に、M&Aの仲介事業を手掛ける。経営者の高齢化や後継者不足などから、中堅・中小企業の事業承継問題が深刻化する中、同社は中堅・中小企業オーナーに対するアウトバウンド(ダイレクト)・マーケティングを展開している。
今2014年9月期の第1四半期決算は売上げ4億1200万円(前年同期比192%増)、経常利益1億880万(同208.9%増)円となった。売上げ、利益とも大幅に伸びた。当期は10件のM&A案件の成約を確保した。これにより、当期末現在、創業以来の成約実績は99件となった。四半期で10件の案件成約は過去最高であり、コンサルタント数も19名と前年同期から6名増加した。そうした人員増による費用増、上場関連の一時費用の発生なども吸収しての経常利益の大幅増は、一考に値する好実態である。
それにも関わらず通期見通しの売上げ13億200万円(前期比12.5%増)、経常利益5億8200万円(同2.9%減)の見通しは据え置いた。第1四半期に上場関連の費用を計上したほか、業容の拡大に向け、第2四半期以降も本社移転費用などの計上を見込むことが利益を圧迫することを想定している。しかし、通期の見通しに対する第1四半期の進捗率は売上げで31.6%増、経常利益で32.4%に達している。アナリスト筋では今期増額を想定する声が強くなっている。
中堅・中小企業の経営者の高齢化が進む中、M&Aのニーズが引き続き堅調に推移するものと思われる。着手金・月額報酬なしで、基本合意契約を締結するまでは顧客に費用負担が発生しない手数料体系を採用しているほか、成功報酬についても取引金額ベースでなく、評価が引く株式価額を採用している。こうした同社の強みが収益を押し上げていくことになりそう。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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