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【今日の言葉】GDP年率1%伸長も素直に喜べず
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『GDP年率1%伸長も素直に喜べず』=昨年10~12月期のGDP速報値は前期比0.3%、年率で1.0%の伸びだった。事前の期待値は下回ったようだが、日本経済は順調に上向いている。公共投資、個人消費、民間住宅・設備投資など内需が牽引し輸出はあまり伸びていないという姿である。4月からの消費税引上前の駆け込み需要がそうとう出ているものと思われる。
一方、円安にも関わらず輸出は期待通りの伸びとはなっていない。むしろ円安によって、逆に輸入額が増えるというマイナス面が目立っている。次期の1~3月も駆込み需用効果でGDPの堅調が予想されるが、その分、4~6月の反動は心配である。その時に仮に再度、金融の量的拡大で円安政策を採ったとしても、果たして期待通りに輸出が増えてくれるかどうかという心配が残る。
マーケットでは輸出株の代表格であるトヨタ自動車株の動きは芳しくない展開が続いている。今後のマーケットを引っ張る主役登場に熱い期待が高まっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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