【高配当特集】アールシーコア:地合い悪化で反落だが切り返しの動き、低PERや高配当利回りに見直し余地

2014年2月17日 10:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■アールシーコア<7837>(JQS)

 アールシーコア<7837>(JQS)の株価は、全般地合い悪化の影響を受けて1月の戻り高値圏から一旦反落したが、切り返しの動きを強めている。足元で9倍近辺の低PERや3%台の高配当利回りに見直し余地があり、3月期末に向けて権利取りの動きも加わり出直り展開だろう。

 ログハウスを中心とした自然派個性住宅オリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社のBP社)、およびカントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開し、東京・代官山の「BESSスクエア」と神奈川県の「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点も運営している。中期経営計画では、目標数値として17年3月期、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%を掲げ、重点戦略としてBESSブランドの深耕と展示場50拠点展開への拡大を目指している。

 1月31日発表の今期(14年3月期)第3四半期累計(4月~12月)連結業績は前年同期比11.9%増収、同7.3%営業減益、同3.3%経常減益、同1.3%最終増益だった。期首受注残高及び上期の契約が高水準のため増収だが、施工現場における労働力不足の影響等で工期が長期化したため営業減益だった。なお契約高は第3四半期(10月~12月)に消費増税前駆け込み需要の反動が見られるようだが、第3四半期累計では81億30百万円で同16.1%増となった。全国BESS展示場への新規来場者数は1万9668件で同16.8%増となり、10月以降も順調に推移しているようだ。

 通期見通しは前回予想(5月15日公表)を据え置いて、契約棟数が前期比17.3%増の1200棟、契約高が同17.9%増の123億円、売上高が同24.1%増の127億円、営業利益が同29.3%増の8億90百万円、経常利益が同31.5%増の8億90百万円、純利益が同33.8%増の5億30百万円としている。高水準の受注残高を背景に通期ベースで好業績が期待される。

 自然派志向の高まりなども追い風として、全国BESS展示場への新規来場者数は増加基調である。さらに全国的な宣伝効果、ブランド知名度深耕効果、新規拠点開設効果、新モデル投入効果、高付加価値化効果などで中期的に収益拡大基調だろう。

 なお株主還元については株主優待制度も実施している。毎年3月末・9月末の基準日の最終株主名簿に記載された株主を対象に、株主優待券(基準日から1年間有効、利用回数制限なし)を贈呈する。優待内容は2月13日に一部拡充し、既存の100株以上保有株主にはフェザント山中湖別荘レンタル制度の優待割引、200株以上保有株主にはフェザント山中湖別荘オーナー制度またはメンバー制度の優待割引、500株以上保有株主には「BESSの家」指定工事請負契約にかかる優待割引に加え、100株以上保有株主には、フェザント山中湖レストラン等サービス利用料金の優待割引も選択できるようになった。

 株価の動きを見ると、昨年10月以降の1150円~1250円近辺でのモミ合いから上放れの展開となり、1月23日には戻り高値となる1328円まで上伸した。その後は全般地合い悪化の影響も受けて反落し、2月4日と2月5日には1010円まで急落した。しかし1000円大台を割り込むことなく切り返して、2月13日には1180円まで戻す場面があった。リスク回避の売りが一巡したようだ。

 2月12日の終値1155円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円30銭で算出)は9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS848円80銭で算出)は1.4倍近辺である。週足チャートで見ると2月の急落で26週移動平均線を割り込んだが下ヒゲを付けて反発した。さらに13年8月安値1005円を割り込まず、下値支持線を確認した形だろう。低PERや高配当利回りに見直し余地があり、出直り展開となりそうだ。

・コード:7837 ・市場:JSQ ・売買単位:100株 ・決算期:3月 ・株価:1162円(2月14日) ・配当:年間40円(9月末16円、3月末24円) ・1単位投資金額:1162円×100株=11万6200円 ・1単位投資利回り:40円×100株=4000円           4000円÷11万6200円=3.4% (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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