N.ハリウッド 2014-15年秋冬コレクション - ノスタルジックに蘇る、20年代の闇市場

2014年2月13日 18:35

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記事提供元:ファッションプレス

Nハリウッド(N.HOOLYWOOD)の2014-15年秋冬コレクションが、アメリカ・ニューヨークで発表された。


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1920年から1933年に横行したという、密造酒の闇売買。そしてその片棒を担ったのが、密造酒を入れたスキットをブーツに忍ばせて運んだ、ブートレッガー(bootlegger)と呼ばれる人々。今季のコレクションは、そんな時代の闇市場にインスパイアされた。


ファーストルックから続々と、時代を感じさせるルックが登場する。モデルがかぶっているのは、当時よく着用されていたポークパイハットやハンチング。浅めのビーニーも目につく。コートやスラックス、レザーグローブにタイを合わせた、マーケットを支配する”マフィア”スタイルは、シルエットをすっきりタイトにしたことで、ハードさが抑えられスマートに。労働者の作業着を思わせるようなコーディネートも、素材に変化を持たせることで、品の良い印象を与えている。


ツイードやコーデュロイ、レザー、ウールといった、武骨で暖かみのある素材感を多く取り入れたのも特徴的だ。首元のデザインやレイヤード、シルエットで現代的にアップデートしているが、やはりベースとなっているのは、1920年代アメリカのノスタルジックなスタイル。太目の男らしいシルエットが目立つ。


さらに、モデルからモデルへと、スクエアなフォルムのバッグが受け渡されていくという演出が。密造酒の運搬を示唆するようなこの演出は、ショーに緊張感をもたらすとともに、さらなる奥行きを与えていた。


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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