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普天間県内移設反対建白書 扱い期限内に決める
記事提供元:エコノミックニュース
小野寺五典防衛大臣は12日、沖縄の全市町村長と議会議長ら連名の署名の入った「オスプレイ配備反対と普天間の県内移設の反対を求める建白書」について「防衛省としては保存期間の終了時までに公文書館の方に送付するかどうかについての検討を行うということになっている」としたうえで「今回の保存期間は1年ということなので、その期限の中で適切に判断していきたい」と語った。
また「私個人としては、これは公文書館に送る必要があるのではないかと今は考えている」とも述べた。
建白書については請願書扱いでなく、公文書管理法の一般行政文書として防衛省が保管している。これに対し、沖縄からは歴史公文書や特定歴史公文書として国立公文書館に移管し、保存するとともに、後世の国民が建白書を検証し評価できるようにすべきなどの意見が出ている。
一般行政文書としての扱いなら来年3月31日で破棄されることになる。小野寺防衛大臣は「個人としては公文書館に送る必要があるのではないかと考えているが、いずれにしても期限までに扱いを検討していきたい」と省としての対応は今後検討していくとの考えを示した。(編集担当:森高龍二)
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