ソニー:通期最終利益を1100億円の赤字に下方修正、MP&C・HE&S分野の不振、為替差損増加で

2014年2月6日 17:07

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【2月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ソニー(東:6758)は6日、2014年3月期の通期の連結業績予想(米国基準)を下方修正し、純損益を前回予想300億円の黒字から1100億円の赤字(前期は430億円の黒字)に引き下げた。MP&C(モバイル・プロダクツ&コミュニケーション)分野、HE&S(ホームエンタテインメント&サウンド)分野などでの利益が想定を下回る見込みであること、資産売却の計画を見直したこと、為替差損が想定よりも増加する見込みであること、などを修正の理由としている。

 また、営業利益を前回予想1700億円から前期比65%減の800億円に引き下げた。売上高及び営業収益は前回予想を据え置いた。

 同社は同日、今第3四半期の連結決算を公表し、純損益は111億円の黒字だった(前年同期は508億円の赤字)。売上高及び営業収益は前年同期比16%増の5兆9010億円に、営業利益は同71%増の1414億円だった。【了】

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