準惑星ケレス表面で噴出する水蒸気が観測される

2014年1月24日 22:32

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記事提供元:スラド

AerospaceCadet 曰く、 火星と木星の間にある「小惑星帯」に位置する準惑星「ケレス」の表面2か所から水蒸気が噴出していることが確認されたそうだ。欧州宇宙機関(ESA)の研究チームの論文が、1月22日にネイチャーに掲載された(読売新聞AFPBBニュース)。噴出する水の量は6kg/秒と推定されているそうだ。

 ケレスは最初に発見された(元)小惑星で小惑星番号1であり、かつ小惑星帯最大の天体である。

 ケレスの構造は岩石の核の周囲に厚さ60~120kmの氷のマントルが存在し、その上を薄い岩石の地殻が覆うと推定されているが、今回の発見はその仮説を補強するものとなる。

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