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草間彌生、アラーキー、皆川明がホテルを作品化!「道後オンセナート2014」プレオープン5部屋公開
愛媛県松山市の温泉街、道後を舞台にしたアートフェスティバル「道後オンセナート(DOGO ONSENART) 2014」が開催。プログラムのひとつである「HOTEL HORIZONTAL(ホテル ホリゾンタル)」は、「最も深い夢 The deepest dream」をテーマに、道後地区の10のホテル・旅館の客室を、それぞれ異なるアーティストが空間演出を行うもの。プレオープンした5つのホテルは、草間彌生、荒木経惟、皆川 明、谷川俊太郎、石本藤雄が客室を作品化。すべての部屋は、2015年1月12日(月・祝)まで実際に宿泊することが可能だ。
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扉を開けた途端、草間彌生ワールドが広がるスペシャルな一室は宝壮ホテルの客室。異なる空間を持つ部屋の中には、草間の往年の作品から新作までが一堂に会している。最初の空間には、ソフトスカルプチャー作品「愛はとこしえ」とシルバーの水玉で構成。天井に「ナルシスガーデン」の作品が飾られ、自分と向き合う特別な時間を楽しめる。
和室は黄色と黒、南瓜で埋め尽くされているほか、点滅するハートが幻想的な光を放つガラスの座卓が用意されているなど、非現実的な空間を演出。クローゼットを開けると1968年に撮影された草間の前衛ファッションの写真がお目見えするなど、至るところに驚きの演出が隠れている。
写真家・荒木経惟がディレクションしたのはホテル古湧園の一部屋。「楽園」と題された特別な一室には、着物姿で縛られた女性の写真が大きく飾られている。縛るという行為は女性たちの本来の内面を表出し、より光り輝くことができるため、荒木はこの手法を好んで行うという。その他にも、荒木にとって主要なモチーフである"花"の作品など、2011年に発表されたシリーズのうち2作品がディスプレイされ客室を彩る。
ミナ ペルホネン(minä perhonen)のデザイナー・皆川 明が手掛けたのは、ホテル花ゆづきの真四角な琉球畳で全ての面が覆われた部屋。畳だけのシンプルな空間にキーポイントとなるように配される、ミナ ペルホネンのテキスタイル「skyful」のファブリックボードと、畳の香り高く爽やかな空間で穏やかに見守るような木が描かれた障子。宿泊者は「choucho」の刺繍がほどこされたリネン類も楽しめる。
またマリメッコ(marimekko)のテキスタイルデザイナーとしても活躍した石本藤雄は、「茶玻瑠」の一室を、詩人・谷川俊太郎は、道後舘の一室を、それぞれデザインしている。石本は、制作した陶器とマリメッコ時代にデザインしたファブリックを用いたさまざまな調度品、リネンにより部屋を構成。谷川は2006年からともに活動しているデザインレーベル「oblaat(オブラート)」と共に、客室のデザインを行った。
【開催概要】
道後オンセナート 2014 「HOTEL HORIZONTAL」
宿泊対応期間:2015年1月12日(月・祝)まで
・HOTEL HORIZONTAL
URL:http://www.hotelhorizontal-dogo.com/
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