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人間の脳とスーパーコンピュータを比較すると
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 人間の脳と同じくらいの性能を持つコンピュータはいつできるのか、というのは割と話題になる。しかし、今のコンピュータが人間の脳に換算してどれくらいの性能を持つか、ということは案外知られてない気がする。英『The Telegraph』がその辺を実際に検証してみたようだ(LifeHacker)。
世界で4番目にパワフルな日本製スーパーコンピュータ「京」を使って17.3億のニューロンからなるネットワークの構築を試みるというシミュレーション調査をしてみたところ、人間の脳が1秒間に行う活動のわずか1パーセントをシミュレートするのに、40分もの時間を要したとのこと。コンピュータは人間の脳にはまだまだ及ばないようだ。
なお、1秒あたり1000兆回の浮動小数点演算を実行することができると人間の脳と同じくらいの性能を持つという試算があるらしい。インテルは2018年までにこのスペックを実現したいとしているが、一部学者の予測ではこの性能を実現するのは2020年以降になるのではないかとしている。
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