米政府、ISS運用を2024年まで延長することを決定

2014年1月14日 15:34

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 NASAは8日、国際宇宙ステーション (ISS) の運用を4年間延長し、少なくとも2024年まで運用を続ける計画がオバマ政権により承認されたことを発表した(ホワイトハウスのプレスリリースCNN.co.jpロイターslashdot)。

 計画の遅延により完成が2011年までずれ込んだISSだが、当初計画されていた運用終了は2016年であり、既に一度2020年までの延長が決定されていた。NASAは今後ISSを用い、将来の惑星探査に向けた長期の滞在が宇宙飛行士に与える影響を調べるとしている。また、長距離宇宙飛行や地球科学の研究、民間宇宙産業の発展のためにもISSが必要だとしている。

 この発表を受け、ワシントンで「国際宇宙探査フォーラム」に参加していた日本の下村文科相は、「わが国としても前向きに考えるべきだ」と述べ、米国と足並みをそろえる考えを示している(時事通信)。

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