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伝説の報道写真家ロバート・キャパの展覧会 - 東京都写美術館で開催
東京都写真美術館が、写真展「101年目のロバート・キャパ - 誰もがボブに憧れた」を2014年3月22日(土)から5月11日(日)までの期間開催する。今年で生誕101年を迎える伝説の報道写真家、ロバート・キャパの等身大の姿が、彼の残した作品を通して浮き彫りにされる。
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「キャパは多くの友人に愛されていたが、それ以上にいつも友人たちを愛していた」。そう作家ジョン・スタインベックが書き残しているように、愛とユーモアにあふれた人物であったロバート・キャパ。しかし、それは彼のほんの一部分をとらえているすぎない。
「ボブ」の愛称で親しまれた彼の生涯は、公私のパートナーであった女性ゲルダ・タローとの死別や、映画界での失意、写真家を続ける上での葛藤など、決して順風満帆なものではなかった。むしろ、挫折と生き急ぐかのような焦燥感、深い失意にさいなまれたものだったのだ。
本展ではそんな彼による、戦渦の壮絶な様子をおさめた写真や、その状況の中でふと、人々が人間性を取り戻す瞬間を切り取ったもの、ユーモアや生きる喜びが表れた作品などを展示。併せて、キャパの曰く付きのエピソードや、ピカソやヘミングウェイをはじめとする華やかな交友関係などをたどることで、自身の興味深い人間像があらわにされる。キャパの肉声や、雑誌の原稿などに使われていたというビンテージ・プリントといった当時のリアルな状況を伝える展示には、マニアならずともきっと何かを感じ取れるはず。
偉大な写真家として知られる一方で、ギャンブルと女性をこよなく愛する、人間らしい一面も持ち合わせていたロバート・キャパ。戦渦の中に飛び込み、人々にレンズを向け続けた彼の優しさ、暖かさは、作品の隅々までをも満たしている。
【問い合わせ先】
東京都写真美術館
TEL:03-3280-0099
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