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Mozillaとパナソニック、スマートテレビ向けプラットフォームの開発と推進で合意
Mozillaとパナソニックは7日、スマートテレビ向けのプラットフォームの開発と推進に向け、包括的なパートナーシップを結ぶことで合意した。現在、Mozillaがスマートフォン向けに実用化している「Firefox OS」を、パナソニックの次世代スマートテレビに採用するという。
Firefox OSは、HTML5をベースにしたMozillaのオペレーティングシステム(OS)。オープンプラットフォームを採用したことにより、一般の開発者がアプリケーションやサービスを自由に開発できる。また、利用者がインターネット、放送やさまざまな機器からコンテンツやサービスを引き出せる次世代スマートテレビの実現を目指すという。
また、アプリケーションを簡潔にプログラムしたWeb APIの技術を利用し、さまざまな機器の状況をテレビで確認し、遠隔で操作することができるようになる。加えて、テレビ本体の操作メニューなどをHTML5で記述したものにすることで、スマートフォンやタブレット端末からも、遠隔でテレビを操作することもできるようになるという。また、テレビの利用者ごとに異なるユーザーインターフェースを表示することも可能になるとしている。
今後は、パナソニックが「Firefox OS」を搭載したスマートテレビを発売し、両社がプラットフォームの普及活動や、オープンエコシステムの活性化を進めていくという。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る)
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