マクドナルド:13年12月期の純利益を61%減に下方修正、客数の落ち込みや限定商品の効果薄などで

2013年12月19日 17:24

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【12月19日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 日本マクドナルドホールディングス(Jス:2702)は19日、2013年12月期通期の連結業績予想を下方修正し、純利益を前回予想117億円から前期比61%減の50億円に引き下げた。

 第1四半期以降の客数が落ち込んでいることに加え、第3四半期以降に販売した期間限定商品の効果が限定的だったこともあり、売上高が当初の想定を大きく下回っているため。既存店の改装やメンテナンスに関わる支出、店舗スタッフの積極的な投入の費用等、併せて来期に予定している74店舗の戦略的閉店に係るコストの計上も影響する。

 なお、売上高は前回予想2650億円から前期比12%減の2600億円に、営業利益は同200億円から同54%減の115億円に、経常利益は同195億円から同58%減の100億円に修正した。【了】

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