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滋賀県、京セラ、京セラTCLソーラーが設置する太陽光発電設備の設置場所を示す図(京セラのプレスリリースより)[写真拡大]
滋賀県、京セラ、京セラTCLソーラーは16日、滋賀県の矢橋帰帆島で、滋賀県最大となる約8.3MWの太陽光発電設備を設置することに向けた基本協定を締結すると発表した。
発表によると、2014年3月に今回の協定を締結し、同年8月に工事着手、平成2015年9月に発電事業を開始する予定という。発電事業は売電開始から20年間となる。
発電所は、約9万9,970平方メートルの土地に京セラ製太陽電池モジュール約34,000枚を設置する計画で、年間発電量は一般家庭2,000世帯分の年間電力消費量に相当する約850万kWhとなる見込み。
同事業では、災害等非常用電源の設置、矢橋帰帆島公園の整備(ソーラー案内板、ソーラー外灯・時計の設置)を行うほか、子供の環境学習を目的とした見学用の展望台を併設するという。
滋賀県は、矢橋帰帆島内の未利用地の有効活用を目的として、10月に太陽光発電施設の設置と運営管理を行う事業者の公募を行った。これに京セラと京セラTCLソーラーが共同で応募し、事業者として採択された。
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