【今日の言葉】銀行よサヨウナラ、証券よコンニチワ

2013年12月6日 10:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『銀行よサヨウナラ、証券よコンニチワ』=政府は消費税引き上げ後の景気の落ち込みを和らげるために公共投資などの景気対策を決めた。当然、公共投資に頼りすぎる政策には批判も高い。しかし、公共投資以外に効果的な手がないのも事実である。

  約1600兆円の家計資産の8割ていどが預金として眠ったままで景気にほとんど効果を果たしていない。アメリカのように株式保有が高ければ、金融緩和→株高→消費拡大という政策は効果的だが、日本では銀行預金崇拝でやってきたからアメリカのような効果はなかなか期待できない。結局、いつまでたっても公共投資に頼らざるを得ない。

  仮に、年利0.5%でも元金を2倍にするには144年もかかってしまう。個人は割を食っている。真剣に『銀行よさようなら証券よこんにちは』を考えるところに来ているのではなかろうか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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