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ケイティ・ペリーのカバーで感動を与えた少女、16歳で天国へ
ケイティ・ペリーの「ロアー ~最強ガール宣言!」をカバーした感動的な動画(Olivia Wise - Roar (Katy Perry cover))がYouTubeで100万回以上再生され話題になった少女、オリビア・ワイズが、11月25日にわずか16年の生涯を終えた。手術不能な脳腫瘍だった。
家族の声明によると、「自宅で家族の大きな愛に包まれて息を引き取った」とされる。オリビアは2012年1月に発作を起こし、悪性脳腫瘍と診断されていた。
オリビアはケイティ・ペリーの9月初めの大ヒット曲をレコーディングし、その胸を打つ歌声はペリー本人の知るところとなった。
ペリーはこれに対し、「あなたのビデオを私が見たことを伝えたかったの。とても感動したわ。スタジオで録音したくなるのは当然よ。愛しているわ。大勢があなたを愛してるから、ビデオが私にまで届いたのね。Keep roaring(吠え続けて)」とビデオで返答している。
訃報を聞いたペリーは26日、ツイッターで次のメッセージを送った。
「オリビア・ワイズ、あなたは今エンジェルたちと歌っているのね。あなたの精神と強さは私や大勢の人たちにインスピレーションを与えました。どうか安らかに眠ってください。2013年11月26日3:01 PM」
同ビデオはオリビアのいとこ、ジェフ・カッセルのアイデアだった。彼はプロデューサー兼ソングライターで現在、ロサンゼルスをベースにしているカナダ人の友人、ジョン・レヴィンに協力を求めた。
ビデオでのオリビアは車いすに座り、ふんわりとしながらも毅然とした声で歌っている。初めは真剣な表情で歌っていたものの、“私は勝者だから、私が吠えるのを聞くことになるでしょう”の歌詞になると、痛みをこらえて微笑んでいる。
彼女が亡くなる少し前、家族はスタジオ録音曲をフィーチャーした2つ目のビデオを投稿した。11歳の時にオリビア自ら作ったオリジナル曲「シンプル・ガール」だ。
なお、脳腫瘍研究のためオリビアの名前で設立されたLiv Wise Fundには、彼女の歌のおかげで77,000ドルの募金が集まっている。
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※この記事はBillboard JAPANより提供を受けて配信しています。
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