中国、インターネットに関する検閲をより強化していく方針

2013年11月21日 16:06

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記事提供元:スラド

taraiok 曰く、 中国共産党指導部は、先週行われた3中全会を受けて、新たな国家運営のための指針を発表した。注目された項目として一人っ子政策の緩和などがある。その一方でSNSなどに対する検閲に関しては強化される方針だという(The New YorkTimesITWorld本家/.)。

 これらのサービスは急速に情報が拡散され、社会に対する動員力が大きいためだそうだ。とくに共産党当局は、中国国内で2億人以上のユニークユーザー数を誇るモバイルチャットアプリ「微信(WeChat)」に対して警戒しているようだ。共産党当局は、インターネットをより安全にするために、規制制度の強化、及びその法的権限の範囲を増やすことを計画しているとコメントしている。

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