関連記事
福島第一原発5号・6号廃炉「報告まだ」菅長官
記事提供元:エコノミックニュース
菅義偉官房長官は20日、東京電力福島第一原発の5号機、6号機の廃炉について「安倍総理が福島第一原発の廃炉に専念する観点から、9月に東京電力に対し廃炉要請を行った。これを受けて、東電において議論が行われているという風に承知している」と語った。また「廃炉について、結論が出たという報告は受けていない」とした。
菅官房長官は福島第二原発について「現時点で、取り扱いについて、まだ決まっていないと理解している」とした。
マスコミ各社は東京電力が福島第一原発の5号機、6号機を廃炉にする方針を東電が固めた方針と相次いで報じているなかで、菅官房長官がその受け止めについて記者団から聞かれて答えた。
5号機、6号機の廃炉については安倍総理が廃炉を要請し、廣瀬直己社長が年内の結論を表明している。また、廃炉についての判断は地元にさきに説明する方針で、その後に、社としての正式表明を行うと見られる。(編集担当:森高龍二)
■関連記事
・復興加速化提言受け対策進めるよう指示 総理
・除染など国の役割強化の前提 東電一層の合理化
・東電、プール燃料取り出しを今月中旬にも開始
・規制委に廃炉安全専門審査会設置へ法改正案提出
・安全確認できたもの再稼動進めたい 茂木経産相
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク