森林火災を早期発見するための警戒衛星

2013年11月21日 07:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 カリフォルニア大学バークレー校の科学者らが、山火事を早期に発見するための人工衛星の設計を行っているそうだ(NewsCenterremote sensing本家/.)。

 この人工衛星では、火災が発生すると、発生箇所を中心に数秒単位で写真を撮影して連絡を行う仕組み。最先端のセンサー技術と誤報を防ぐための解析ソフトウェアが搭載されるという。カリフォルニア大学バークレー校のScott Stephens准教授は、この衛星が政府もしくは民間企業の金銭的な支援によって製作されるのを期待しているという。

 1エーカー未満の初期段階で山火事を発見できれば、我々は避難の準備など迅速かつ適切な行動を取れる。山火事が手に負えないほど広がり、生命や財産が奪われるのを防げるとしている。今後、地球温暖化で森林火災が増加する可能性がある。

 スラッシュドットのコメントを読む | セキュリティセクション | テクノロジー | セキュリティ

 関連ストーリー:
IHIが低価格小型衛星事業に参入。イプシロンで打ち上げ 2013年11月19日
オバマ米大統領、一般教書演説で気候変動対策が必要と主張 2013年02月18日
タイ北部の煙害対策で人工雨 2007年03月17日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事