パナソニック、5kWhの大容量で100万円を切る小型蓄電システム

2013年11月19日 12:49

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パナソニック エコソリューションズの「産業・住宅用 リチウムイオン蓄電システム 5kWh スタンドアロンタイプ」。高容量リチウムイオン電池の採用で、価格を従来品の約2分の1となる90万円とした(写真提供:パナソニック)

パナソニック エコソリューションズの「産業・住宅用 リチウムイオン蓄電システム 5kWh スタンドアロンタイプ」。高容量リチウムイオン電池の採用で、価格を従来品の約2分の1となる90万円とした(写真提供:パナソニック)[写真拡大]

 パナソニック エコソリューションズは、「産業・住宅用 リチウムイオン蓄電システム 5kWh スタンドアロンタイプ」の受注を2013年12月20日から開始すると発表した。高容量リチウムイオン電池の採用で、価格を従来品の約2分の1となる90万円とした。

 同製品では従来の約2倍のエネルギー密度を持つ高容量リチウムイオン電池を搭載し、5kWhの大容量ながら、小型・軽量化と低価格を実現した。

 家庭であれば、例として、ノートパソコン2台、ルーター・モデム・ハブ1台、冷蔵庫1台、扇風機2台、37インチ液晶TV1台、携帯電話充電2台、LED照明2台を同時に約6.5時間稼働できる。

 コンセントから直接電源が取れるスタンドアロン方式を採用しており、停電時に機器を出力コンセントに繋ぐだけで簡単に使用できる。

 執務デスクの脇やPOSレジの下にも置けるスリムなデザインで、事務所やマンション管理室、店舗や診療所、住宅でも設置しやすいよう配慮した。キャスター付で、レイアウト変更の際などの移動も簡単にできる。

 オフィス、公共施設、店舗、住宅など、さまざまな施設で、万一の停電に備えての導入を見込む。停電時のほか、平常時も電力需要ピーク時の購入電力抑制に利用できる。

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