2013年度の企業の情報化投資は増加傾向、タブレット端末の本格導入も増加=GfKの調査

2013年11月12日 15:15

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記事提供元:さくらフィナンシャルニュース

【11月12日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(本社:東京都中野区)は12日、国内企業約1400社のIT関連業務従事者に実施したアンケート調査より、企業の情報化投資動向を発表した。それによると、企業の情報化投資見込みは、2008年度〜2009年度を底として回復基調にあることがわかった。

 2013年度は、 企業の情報化投資見込みは、「増加する」が32%を占め、「減少する」の17%を大きく上回った。増加の理由としては、「導入済みのシステムが古いため」が最多となった。1000人以上の企業に絞ると 「システムの規模・機能の拡張」が最多の理由となり、景気回復に伴い大企業が積極的にシステム投資する傾向がうかがえる。

 2013年度に投資を予定している分野をみると、「パソコン」(36%)、「サーバー」(26%)が高い割合を占めた 。2014年4月の「Windows XP」のサポート終了直前まで旺盛なリプレース需要が見込まれる。また、2012年度から10%以上の投資増を見込む分野では、「タブレット型端末」が「パソコン」、「サーバー」に次いで多く挙げられた。特に1000人以上の企業では、タブレット型端末を「本格導入する」割合が増加しており、大企業を中心にタブレット型端末に対する投資意欲が上昇傾向にあることが明らかとなった。【了】

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