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JFEエンジ、中京圏の天然ガスインフラ強化プロジェクト2件を同時竣工
位置図(画像:JFEエンジニアリング)[写真拡大]
JFEエンジニアリングは10月31日、中京圏の天然ガスインフラを飛躍的に強化する大型プロジェクト2件「川越火力LNGプラント」および「伊勢湾横断ガスパイプライン」を同時に竣工したと発表した。
川越火力LNGプラント工事は、2009年12月に中部電力から受注したもので、これにより川越LNG基地の貯蔵能力は1.75倍に向上した。伊勢湾横断ガスパイプライン工事は、2008年6月に中部電力と東邦ガスより受注したもので、三重県四日市地区と愛知県知多地区の間を結ぶ海底トンネル内に発電向けと都市ガス向けの2本の高圧幹線を敷設し、これにより中京圏の天然ガス供給のバックアップ体制が整った。
具体的には、中部電力は貯蔵力を拡大した川越LNG基地と知多地区LNG基地の連結により、両地区のLNG火力発電所への燃料供給における柔軟かつ効率的な運用を可能にした。また、東邦ガスは四日市工場と知多緑浜工場を連結することで、両地区の都市ガス供給の安定性を格段に高めている。
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