タッチスクリーン搭載のまな板が登場

2013年10月31日 13:09

印刷

記事提供元:スラド

take-ash 曰く、  Sharp Europeは、「インタラクティブなまな板」である「Chop-Syc」のプロトタイプを発表した(Sharp Europeの発表動画インターネットコムの記事)。

 Chop-Sycは、タッチスクリーンを搭載した“まな板”。Wi-Fi接続に対応しており、レシピを見ながら調理することができる。デジタルスケールとして食材を量ったり、計算機能を使って人数分に合わせた分量を算出することも可能。スクリーンは強化ガラスでできており、包丁の使用により傷がつく心配は少ないようだ。また、切った食材を鍋に移しやすいように、スクリーンの厚みや傾斜にも工夫がされているという。

 発案者のSiobhán Andrews氏は、シャープが開催したコンペティション「#GetItDownOnPaper」にChop-Sycのコンセプトを応募して優勝。賞品として得たSharp Laboratories of Europeでのインターンシップで、同プロトタイプを製作する機会を得た。

 Sharp LaboratoriesのマネージングディレクターIan Thompson氏は、「Siobhán のデザインは、シャープが得意とする液晶ディスプレイと家電の技術を統合したものだ」と説明。「彼女のアイデアは革新的であるだけでなく、健康的なレシピと適切な分量の実践を実現することで、世界的な問題でもある肥満への対策にもなるだろう」と意義を強調している。

 スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア

 関連ストーリー:
テレビは今後も「家庭の中心的機器」であり続ける? 2012年02月10日
電磁調理器付きキッチンのコンセプトデザイン 2011年09月15日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事