ジル・サンダー 2014年春夏コレクション - 力強くも繊細な、Ms.ジル・サンダー最後のコレクション

2013年10月28日 19:15

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記事提供元:ファッションプレス

ジル・サンダー(JIL SANDER)が2014年春夏コレクションを発表した。


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現在流行を見せているクロップドトップスやビスチェだが、今シーズン、多くのメゾンがこぞってコレクションに取り入れていた。ジル・サンダーもその一つの例だ。さらけ出された肌は、開放的な印象を与え、カッティングのラインをくっきり浮かび上がらせる。また特有のセンシュアリティは、くすんだ色合いを使用したり、パンツやコート、フラットシューズと合わせることで幾分薄められ、力強い美しさを感じさせている。


ネイビーやモノトーンに、アークティックサンイエロー、ブロッサム、コッパーオキシドグリーンといったブランドらしい独特な色合いを加えたカラーパレット。その中において、様々なモチーフが入り乱れるカラフルなモチーフは、強く脳裏に焼きつく。これは、イタリアの現代アーティスト、アリギエロ・ボエッティによる「スペース・パズル」という作品をプリントしたもの。同じ柄ながら、大きなものと小さなものを組み合わせ、さらなるユニークさと遊び心を取り入れた。


イノセントで繊細、そしてミニマルであるというブランドの真髄を貫きつつ、効果的に変化を加えた今回のコレクションは、ジル・サンダーのクリエイションの幅をさらに押し広げるものだった。しかし、ショー後に突然発表されたのは、デザイナー退任のニュース。次回への期待を受けながら幕を閉じたショーは、ジル・サンダー3度目のラストコレクションとなった。


■関連ニュース:ジル・サンダー、3度目の辞任 - 2014年春夏がラストコレクション


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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