日本製紙と日本コカ・コーラ、森林・水資源の保全・保護に関する協働活動協定を締結

2013年10月25日 16:28

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 日本製紙と日本コカ・コーラは24日、両社が協働で健やかな森を保つために中長期の取り組みを行う趣旨の基本合意書を10月1日に締結したと発表した。

 両社はそれぞれの事業活動を通じて持続可能な社会の実現を目指し、様々な分野で活動を続けてきた。特に環境分野においては、日本製紙は森林資源、コカ・コーラシステムは水資源の保全に努めてきた実績がある。今後は、両社の取り組みを森林の水源涵(かん)養機能を高める活動として発展させるため、それぞれの経験と資産を最大限に活かし、地域社会の持続的発展につながる「森林資源」「水資源」の保全および保護活動に協働で取り組んでいく。

 今回の協定は、事業活動を通じて持続可能な社会の構築に貢献し、社会とともに発展していくという両社の理念が一致したこと、また両社の協働によって互いの経験と資産を活用する事でより効果的に地域社会の活性化につながる活動を展開できることから実現したもの。

 なお、協定に基づく協働活動の第1弾として、関東におけるコカ・コーラシステムの主力工場の水源地にあたり、日本製紙社有林の所在する群馬県片品村において、2013年11月から「森と水とスマイル 豊かな自然をあしたにつなげる片品村プロジェクト」を実施し、両社のこれまでの経験を活かした、豊かな森林と水資源の保全を行う。

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