【話題】三菱鉛筆が23年ぶり高値、「三菱マーク」では10年先輩で話題

2013年10月23日 15:01

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  三菱鉛筆 <7976> が67円高の2560円まで買われ年初来高値を更新し、1990年以来、ほぼ23年ぶりとなる水準に買われている。

  何が話題となっているか。実は社名に『三菱』が、ついているものの、大株主には三菱系の銀行や企業の名は見当たらず、むしろ三井住友銀行、三井住友信託銀行などの住友系色が強いことがある。「住友系の同社株が三菱系銘柄を刺激している」ということで浜雀の話題となっている。

  同社創業者である眞崎仁六氏の家紋である『三鱗』(みつうろこ)を図案化し3つの菱形マークとして明治36年(1903年)に商標登録されたという。しかも、三菱財閥の同じ菱形の「三菱マーク」より10年早い登録だったということだ(同社の沿革より)。

  今12月期は2.8%増収、営業利益9.5%増益、1株利益144.8円の好調見通しで配当は年26円の予定。

  マーケットでは、「社名だけでなく資本関係でも三菱系となれば株価はさらに上がるだろうか。それとも、社名変更して別の名前にしたほうが株価は上がるだろうか」全般相場が閑散なこともあってと囁き合っている。

  PERは17倍台、利回り1.0%。これから12月期決算を期待して久々の3000円相場も期待できそうな展開だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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