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DRAM業界が黒字転換。主戦場はPCからモバイルへ
記事提供元:スラド
ymitsu 曰く、 2012年度におけるDRAM市場の売上高に占めるPC向けのシェアが、過去30年間で初めて50%を下回ったとのこと(EETimesの記事)。DRAMの主戦場がPCからモバイルへと移行していることが鮮明となった。
DRAMは売上高および容量の両方において依然成長しているとのことで、PC市場の縮小ををモバイル市場の成長によって埋め合わせることが出来ているようだが、モバイル用DRAMはPCと比べて密度も容量も低いため、DRAMはもうこれまでのような成長率は実現できないだろうとEE Timesの記事では予測されている。
一方、DRAM業界の営業利益率が2013年第2四半期に27%となり、2010年以来の最高水準を達成したとのこと。DRAMメーカーがSamsung、Hynix、Micronの3社となったことで生産調整が可能となり、DRAM市場がPCからモバイルへと移行するこの難しい時期にも販売価格の上昇と営業利益率の増加を達成することが出来たとしている。
ちなみに記事中にあるエルピーダがMicron傘下なのは周知のとおりだが、Inoteraも既にMicron傘下のようだ。
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